【事務所概要】

事務所名 行政書士ながお事務所
代表者  行政書士 長尾邦宏
住所   横浜市港北区新横浜
電話   070-9066-3712
営業時間 9:30~18:30(事前予約にて時間外可)
休業日  土日祝日(事前予約にて対応可)
E-mail  お問い合わせ(24時間受付)

行政書士って何する人?

行政書士

【行政書士は、暮らしとビジネスの”身近な手続き専門家“】


みなさん「行政書士」って、耳にしたことはありますか?

たぶん、「聞いたことはあるけど、正直何をする人なのかよく知らない」という方が多いんじゃないでしょうか。
実は、行政書士は私たちの生活や仕事を支える、とても役に立つ存在なのです。

たとえば役所や警察署に許認可の申請をしなければいけないとき、大切な人に想いを伝える遺言書を作りたいとき、会社を作りたいとき、、、
こうした「ちょっと大変そうな手続き」を、専門的な知識でサポートするのが行政書士です。

この記事では、そんな行政書士の仕事について、わかりやすくお話ししていきます。


行政書士の業務とは?【あなたの代わりに、面倒な手続きを確実に】

行政書士がどんなことをしているのか、ざっくりと分けるとこんな感じになります。

官公署に提出する書類の作成・提出代理・相談

役所に出す申請書類って、例えば、建設業の許可を取る、飲食店をオープンする、産業廃棄物の許可を取る…。なんか聞いただけでちょっと面倒そうですよね。。。
また古物商許可なんかは、メルカリで中古品の売買をするときなどにも必要になることがあるくらい身近に必要な許可なんですが、皆さんどうしていますか?

そうそう、身近と言えばクルマの売買や引っ越して車庫が変わった時などには警察署での車庫証明の手続も必要ですよね。
こういうときの許可取得に必要な書類作成と手続き、その多くを行政書士がサポートしてくれます。

行政書士は、依頼者に代わって比較的シンプルなものから非常に複雑な手続きまで正確かつ迅速に行い、スムーズな許認可取得をサポートします。

それは、ただ書類を作成するだけではなくて、手続きの最適な流れを考えたり、提出先とやり取りをしたり。自分でやったら何日もかかるような作業を手続きのプロとしてスムーズに代行するわけです。

権利義務に関する書類の作成

遺言書、遺産分割協議書、契約書、内容証明郵便、示談書…。
これらは「きちんと作っておかないと後々大変なことになる」ものですよね。
行政書士は、法律に基づいた正確な文書を作るのが仕事です。

特に近年、終活が一般的になってきたこともあって、遺言書の作成や相続サポートはとても人気です。
自分の思いを法的に有効にする書き方できちんと形にするために、行政書士と一緒に遺言書の準備をする方が増えています。

事実証明に関する書類の作成

たとえば、遺言や相続手続きで使う財産目録や交通事故の調査報告書や会社の会計帳簿や議事録など「こういう事実があります」ときちんと証明できる書類を作ることや、許認可申請に必要な地図や図面類を作成することも行政書士の大事な仕事です。


行政書士の特徴【一番身近な法律家。親しみやすさや柔軟さが魅力】

行政書士の一番の魅力は、「とにかく身近」で「頼みやすい」こと。
ちょっとした相談から、大きな手続きの代行まで、幅広く対応します。

行政書士が得意なのは「予防法務」。
つまり、問題が起きてからではなく、「トラブルにならないよう、事前に備えておく」ためのサポートをします。依頼者に寄り添い、将来のリスクを見据えたサポートを行う――それが行政書士の大切な役割です。

普段の暮らしの中で、「ちょっと不安だな」「これって大丈夫かな?」と思ったら、気軽に相談できる存在。それが行政書士です。

そして実は、対応できる業務の幅がとても広いのです。上記で触れた業務以外にも、外国人の在留資格や帰化の申請、ドローンの飛行許可、補助金の申請サポート、探偵業の届け出なんてものまで、時代に合わせてどんどん拡大しています。


行政書士になるには?【資格試験を突破してから実務に磨きをかける】

行政書士になるためには、国家試験に合格するのが王道ですが、公務員が一定の条件を満たして資格を取得する方法もあります。
国家試験の内容は、行政法・民法・憲法を中心に、商法や基礎法学、さらには行政書士の業務に関し必要な基礎知識までかなり広範囲です。

300点満点で60%取れば合格する試験なので、カンタンカンタン!と思いきや、そうは問屋が卸しません!合格率は毎年10%程度(2024年度は12.9%)です。簡単には受からない試験なんですね。

試験に受かったら、行政書士法人で勤務行政書士として働くことも、独立開業することもできますが、試験に受かったからといって、すぐに独立して活躍できるわけではありません。行政書士試験の内容と実務はほとんどリンクしていないからです。

行政書士試験は法的な課題に対して、いかにスピーディにポイントとなる要件を整理して解決策を導き出せるか、といった試験です。業務の幅が非常に広い行政書士は本当に様々な案件を扱える代わりに、試験で試された案件ごとにスピーディに法的に課題を整理して回答を導く力を使って、様々な案件解決能力を培っていかなければなりません。
なので、実際に開業するためには、事務所を構え、行政書士会に登録したうえで、実務の中でどんどん経験を積んで専門性を磨き上げていく必要があるのです。

つまり、行政書士は資格試験の合格ではなく、合格してから本当の修行がスタートする資格なのです。


行政書士に依頼するメリット【あなたの時間を節約し、リスクを減らします】

では、実際に行政書士に頼むと、どのようなメリットがあるのでしょうか?

まず大きいメリットは、「あなたの大切な手間と時間を大幅に減らせます」ということです。
役所への申請や、細かい書類作成は、慣れていないと本当に時間がかかります。
申請書や添付書類を間違えればやり直しになるし、最終的に申請が通らないこともあります。行政書士に依頼すれば、そんな面倒やリスクを大きく減らすことができるんです。

また、行政書士のサポートを受けることで、将来のトラブルを防ぐことができます。
たとえば遺言書作成なら、相続の際に家族が争わないようにその内容や文面をきちんと整えます。また、会社設立ならその会社に必要な許認可を適切に取得して定款を作成し、スムーズに問題なく事業をスタートできるようにサポートします。

依頼者の「こうしたい」という思いを具現化するために、「自分でやるより、ずっと安心して任せられる」それが行政書士に依頼する最大のメリットです。


なぜ弁護士や司法書士ではなく行政書士なのか?【「手続きのプロ」だから安心】

「弁護士や司法書士に頼むのと、どう違うの?」こう思う方もいるかもしれません。ここは、大事なポイントなのでしっかりとお伝えします。

依頼の敷居が低くて、相談しやすい

弁護士に相談するのは、その多くが何か揉めごとになりそうなときやすでに揉めてしまっているときですよね。弁護士事務所に相談する場合、多くの方が「大ごとになりそう」「費用が高そう」と感じてしまうものです。
一方、行政書士は日常的な手続きや書類作成を主な業務としているので、もっと気軽に相談することができます。
初回相談料は無料、または低価格に設定されている場合も多く、「ちょっとした手続きでも頼みやすい」という安心感があります。

コストパフォーマンスに優れている

弁護士が対応する案件では、訴訟を前提とするため、どうしても費用が高額になりがちです。
司法書士も登記申請業務などで高額な報酬が発生することがあります。
それに対して、行政書士は、書類作成・申請代理を中心とするため、比較的リーズナブルな価格で高品質なサポートを受けることが可能です。
「そこまで大きなトラブルは想定されないが、正確な手続きがしたい」というニーズには、行政書士が非常に適しています。

役所手続き・許認可申請に強い

弁護士は訴訟や交渉、司法書士は登記や供託、税理士は税務申告、弁理士は特許など士業にはそれぞれ独占業務が定められています。それら他士業の独占業務を除く行政手続き・許認可申請に関する実務は行政書士が最も得意とする分野です。
たとえば、建設業許可、古物商許可、産業廃棄物収集運搬業許可、外国人の在留許可などの申請は、行政書士の代表的な業務領域です。
書類の整備や役所とのやりとり、申請プロセスの理解といった部分で、行政書士は他士業に比べて高度なノウハウを持っています。

予防法務に強い

行政書士は、揉めごとを「未然に防ぐ」ための書類作成や手続きといった予防法務に特化しています。
例えば、契約書や遺言書を事前にきちんと整備することで、後々のトラブルが起きるリスクを大幅に減らすことができます。
「できるだけ穏やかに進め、できるだけトラブルにしたくない」と考える方には、行政書士のサポートがマッチします。


まとめ【迷ったら、まず行政書士へ。あなたの力になります】

ここまで読んでみて、行政書士って意外と身近な存在だな、と思ってもらえたでしょうか?

行政書士は、暮らしやビジネスを支える「手続きと書類作成のプロフェッショナル」です。
その役割は単なる代行者ではなく、依頼者の思いや希望を実現するために、法的な裏付けをもってサポートする存在です。

「ちょっとした相談でもいいのかな?」
「こんなことで頼んでいいのかな?」
そう思ったときこそ、ぜひ行政書士に相談してみてください。必要に応じて、適切な専門家につなぐことを含め、お悩みの窓口になります。
きっと、あなたの不安や手間を取り除き、次の一歩を後押ししてくれることでしょう。

行政書士に相談してみたい!と思われた方は、お気軽に当事務所にご相談ください。この記事、どんな人が書いてるのかな?といった関心を持っていただいた方もどうぞ当事務所のホームページをご覧ください!

👉「行政書士ながお事務所のホームページ」

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